高級クラブの人気キャストは「色恋営業」ではなく「疑似恋愛」を意識

色恋営業と疑似恋愛は別モノ

ナイトワークには、『色恋営業』という営業スタイルがあります。
一方で、それとは少し意味合いが異なる『疑似恋愛』というスタイルでお客様と接する女性も少なくありません。

この両者の違いと、高級クラブで働く女性はどちらの手法をとるべきかについて説明していきます。

当サイトでは、同伴とアフターのメリット・デメリットについて紹介した記事もございますので、こちらの記事もぜひご覧ください!

色恋営業とは

『色恋営業』というのは、女性キャストが男性のお客様に対して、まるでお付き合いをしているような形で接することです。

ポイントは、「少なくとも男性側はお付き合いをしていると思っている」、もしくは「交際寸前であると思い込んでいる」という点ですね。
つまり、キャストが男性を勘違いさせるために色々とアプローチするのが色恋営業と呼ばれる営業スタイルなんです。

男性が勘違いしてくれるのであれば、毎日でもメールをしますし、秘密の約束もします。
一緒にいるときはスキンシップもしますし、男性のプライベートについてしつこく聞いたりもするでしょう。

お客様が、「この子は、僕のこと好きなのかも」と思ってくれれば成功。
「俺たち、付き合ってる」とまで勘違いしてくれれば大成功です。

こうしてお店に毎日のように足を運んでもらい、お金を使ってもらうことで、女性キャストは稼ぐことができるわけですね。
男性を利用しているという意識を、キャスト側も強く持っていることになるでしょう。

疑似恋愛とは

『疑似恋愛』は、色恋営業とは似て非なるものと言えそうです。

手法としては似ていますが、疑似恋愛はお互いに「こういう楽しみ方」であったり「これはバーチャル」といったことを認識している点で、色恋営業とは異なります。

“お店の従業員とお客様”という関係を両方とも認識し、疑似恋愛の関係から真の恋愛関係になることはほぼないと、お互いが知っているのです。

もちろん疑似恋愛ですから、一緒にいるときは恋人同士のように振る舞います。
特に同伴などの店外デートでは、色恋営業と同じように手をつなぐこともあるでしょう。
プライベートでも連絡を取り合うケースも少なくありません。

高級クラブの人気キャストは疑似恋愛でお客様をもてなす

色恋営業と疑似恋愛の違いは理解できたでしょうか。
重要なのは“気持ち”です。
お互いにどう思っているかが、非常に重要なポイントとなります。

高級クラブで働き人気を獲得しているキャストは、もれなく疑似恋愛でお客様と接しています。
キャバクラ嬢は色恋営業を仕掛ける人が多いですね。

色恋営業は相手を勘違いさせればいいので、実はとても簡単。
お客様をお金を出してくれるATMのように考えている女性は、色恋営業を選択しがちです。

しかし、高級クラブの人気キャストは、そうした考え方は持っていません。
相手の男性を“大事なお客様”であると認識し、そのお客様に誠心誠意対応・接客しようという気持ちを持っています。

そうしたベースがある上で、お客様を楽しませる方法として『疑似恋愛』を選択しているのです。

お客様も疑似恋愛であることは承知しています。
というよりも、男性側にそう認識してもらえるように、高級クラブの人気キャストは上手に接しているわけですね。

色恋営業では、男性がその真相に気づいてしまった瞬間、「俺を騙したな」と態度を一変させるでしょう。
しかし疑似恋愛であれば、お互いにバーチャルだとわかっているので、そうしたトラブルも発生しません。

結果的にお客様との関係を長く続けられるわけです。
人気のないキャストは、より簡単な色恋営業に走ってしまうか、それすらできない女性と言えるでしょう。

枕営業は高級クラブでもキャバクラでもご法度

お客様と肉体関係を結び、来店頻度を高めたり、たくさんのお金を使ってもらう営業スタイルを『枕営業』と呼びます。
体を売ってお金を稼ぐことですね。

高級クラブに勤めるキャストはもちろん、キャバクラ嬢であっても、この枕営業を行うのはやめましょう。

枕営業には大きなデメリットやリスクがあります。

  • 一度でも断ったり飽きられたりすれば、お客様がすぐに離れていってしまう
  • 病気や妊娠のリスクがある
  • 肉体関係を持ったことをネタに揺すられるリスクがある
  • 誰かにバレればお店で働けなくなる可能性が高い
  • 他のお客様が離れていくリスクもある
  • お客様に、付き合っていると勘違いされると面倒

枕営業は、確かに手っ取り早くお客様を捕まえることができるでしょう。
しかし、さまざまな営業スタイルの中で最も長続きせず、しかもリスクがとても大きな手法でもあるのです。
トラブル発展の可能性も否定できません。

自分の体を安売りするのではなく、時間はかかってもいいので技術やテクニックを磨き、キャストとして評価されることを目指しましょう。