高級クラブに比べ高級ラウンジの方が敷居が低め
ナイトワークの代表的存在であるクラブとラウンジ。
ともに高級志向のお店が多いのですが、実際にはどう違うのでしょうか。
高級クラブは、誰もがイメージするように、選ばれた人のみが利用できる敷居の高さがあります。
一方で、ラウンジは高級志向のお店であっても、高級クラブと比べれば敷居は低めであるのが一般的です。
これは、お客様にとってももちろんですが、働く女性にとっても同じことが言えるでしょう。
高級クラブは会員制である店舗がほとんどで、利用料金も夜のお店の中ではかなり高額に設定されています。
高級ラウンジにも会員制のお店はありますが、特に紹介などがなくても利用できる店舗も存在しています。
料金設定も高級クラブと比べれば低めですね。
利用者がお金持ちや企業の会長・社長さん、著名人が多い高級クラブでは、キャストのレベルも高くなければいけません。
高級ラウンジは利用者のステータスが少々下がるので、一定の接客レベルがあれば働くことができるでしょう。
引用:http://clear-design.co.jp/project/西麻布-x-高級ラウンジ/
高級ラウンジと高級キャバクラを比較
ナイトワークを代表する業種であるキャバクラ。
その中でも高級キャバクラと高級ラウンジでは、どのような違いがあるのでしょうか。
高級ラウンジは、高級クラブほどではありませんが、ステータスがあり年齢層の高いお客様が多い傾向があります。
キャバクラは高級店であっても、比較的若いお客様が多い点が高級ラウンジとの違いです。
これはキャストにも当てはまります。
働く女性の年齢層も、ラウンジよりもキャバクラの方が若い傾向が見られますね。
会員制を敷く高級ラウンジもある一方で、キャバクラの場合には高級店でも会員制を採用しているところはほとんどありません。
そのため高級ラウンジと比べ、キャバクラはさらに敷居が低いと言えるでしょう。
決定的な違いの1つとして、“ママ”の存在もあります。
高級ラウンジは高級クラブ同様に、キャストを取りまとめるママがいることが多いのですが、キャバクラにはそのような立場の女性は存在していません。
明確な定義を挙げるのは難しい
高級クラブ、高級ラウンジ、高級キャバクラを比較してみました。
正直、それぞれを明確な定義で分類するのは難しいでしょう。
どのような業態で営業しているのかは、お店によっても違ってきます。
同じお店でも求人サイトなどによって分類が異なりますし、表現が統一されていないケースも少なくありません。
特に最近は線引きが難しくなってきていますね。
実際に求人を探してみると、キャバクラであると紹介されているのに“クラブ”と名乗っているお店も、よく目にするはずです。
最初からあまり固定観念を持つことなく、求人やお店を探した方がいいかもしれません。
転職もできますから、業態にこだわるよりもお店との相性を優先して働く店舗を探してみましょう。